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八重歯は上顎の前から3番目に生える犬歯が、両隣の歯よりも外側に飛び出した位置に生えている状態のことです。
医学用語で説明すると『上顎犬歯の低位唇側転位』で、叢生(そうせい)や 乱杭歯(らんくいば)と呼ばれることもあります。
八重歯のリスク?
八重歯の影響でで口が閉じにくくなった場合、口の中が常に乾燥しやすい状態になったり口呼吸になったりします。 口の中が乾燥して唾液が乾いた状態が続くと、虫歯・歯周病・口臭が発生するリスクもあります。 また、八重歯の影響で歯列全体の咬み合わせが悪くなった場合には、周囲の歯により大きな負担がかかる場合もあります。
最近は食べ物が柔らかくなったこともあって顎が小さくなる傾向にあります。歯が並ぶ空間が狭くなったことで歯が押し出され、八重歯になる人が増えています。
そのほか乳歯がなかなか抜けず、永久歯のためのスペースが狭くなったり、逆に早期に抜けてしまうことで隣の歯が生えてしまったりして八重歯になることも。
ですがそれぞれの歯には本来の役割があり、位置がずれた八重歯ではその役割が果たせないこともあるため、できれば歯列矯正などでケアすることがのぞまれます。
朝の歯磨きは朝食前?朝食後? 2024.03.07更新
朝の歯磨きは朝食前?朝食後?
こんにちは親里矯正歯科です。
就寝中は日中に比べ唾液の分泌量が減ります。
そのため口内の自浄性が低下するとともに口の中は乾燥し細菌が非常に繁殖しやすい環境になります。ですので朝食前の歯磨きはとても良いです。朝うがいや歯磨きをしないで食事を摂取してしまうと、口の中で増えた細菌も一緒に飲み込んでしまう事になります。
もちろん食後の歯磨きも大切です。
食後どうしても歯磨きが出来ない場合はお水でゆすぐだけでもむし歯・歯周病予防の効果はあります。食べカスには糖質がたくさん含まれていて、むし歯原因菌に利用されて酸をつくり、歯を溶かしてしまうのです。
食後の歯磨きの時間は3分が理想です。もちろんこの3分はご自身の歯並びに適した正しい歯ブラシを使用して、歯ブラシ以外のデンタルグッズを駆使して歯と歯の間をしっかりと磨く事を前提とした歯磨きタイムの時間です♪
歯科医院では歯磨きのプロの歯科衛生士さんが歯磨き指導をしてくれる時間を設けていますので、ご自身の磨き方に自信がない場合は是非この歯磨き指導をお受け下さいね♪
よく噛む! 2024.02.23更新
よく噛むって素晴らしい
よく噛むことで認知症予防!
アルツハイマー型認知症の原因になる「アミロイドベータ」という物質は、噛むことで増加を抑えられることがわかっています。つまり、噛むことは認知症の予防になるということ。さらに、よく噛むことで脳が刺激を受けると、反射神経が鋭くなり、さらに記憶力・認識力・判断力・集中力がアップすることもわかっています。
よく噛むことでダイエット効果!
しっかり噛むと「満腹中枢」が刺激され、たくさん食べてしまう前に、早い段階で「満腹感」を感じることができます。さらに、「食べる」という行為そのものが、エネルギーを使います。(人が消費するエネルギーの10%は食事によるものです!)その際、しっかり噛んで食べることで、より多くのエネルギーが消費され、ダイエットにつながります。
よく嚙むことでむし歯・歯周病予防
よく噛むと「だ液」がたくさん分泌されます。「だ液」は単なる水分ではなく、むし歯や歯周病、あるいは口臭の原因となる「細菌」を洗い流し、殺菌する作用もあります。それだけでなく、酸で溶けた歯を修復してくれたり、免疫力がアップするなど、健康にとっても欠かせない存在です。
現代人は柔らかい食べ物が多くなり「噛む回数」が大幅に減っています。
弥生時代の食事は、完食するまで1時間4000回咀嚼していました。
現代人は10分程度で620回咀嚼しています。
現代食がいかに柔らかく咀嚼能力が低下していることがわかります。
全身の健康は毎食しっかり噛むことから!まずは一口30回を目安に頑張ってみましょう!
歯磨きを嫌がったらどうする? 2024.02.02更新
歯磨きを嫌がったらどうする?
嫌がる原因を取り除きほめながら磨いてみよう♪
子どもが歯磨きを嫌がる4つの理由
痛い!!
しっかりと磨こうとするあまり力が入りすぎていませんか? 「歯磨きは痛い」というイメージになる前に力加減を見直して。 チェック方法として、指の爪の生え際を磨いて気持ちいいぐらいの強さで、やさしく磨くようにしましょう。
姿勢が嫌!!
あお向け姿勢が嫌いな子は少なくありません。 遊びの中であお向け姿勢を取り入れるなど、 時間をかけて慣れるようかかわって。上手に磨ける子を見せたり、気分が乗らない子どもはあまのじゃく。なんとなく気分が 乗らない時に歯磨きをされるのは嫌がります。なるべく機嫌のいいときに磨いて。 対処方法として、 好きなぬいぐるみと一緒に磨いてもらったり、 好きな歌を歌いながら磨くと良いかも
興味がない!!
楽しい行為ではないので、興味を持てません。子どもにママの歯磨きをしてもらうなど、 興味が持てるように工夫して。一緒にハブラシを買いに行って選んだり、 歯磨き関連の本やビデオを見せるのも方法です。
嫌がったらこうしてみよう
1 絶対に怒らない・やさしい言葉がけで
歯を磨く少し前に 「歯磨きしようね」と伝え心の準備をさせてあげるのがポイント。
嫌がる子には、 「今は磨きたくないよね?でも少しだけいい?」 などと子どもの気持ちを代弁しつつ 磨かせてくれるよう提案してみてください。 遊んでいるからイヤ!」 などと嫌がる理由がはっきりしてくる場合、 ママはイヤの原因に共感した上で、 「歯磨きできたら〇〇で遊ぼう」 などと、 子どもが先を見通せるような提案をしてあげてください。
2手早く磨く
じっとしていない子には覆って磨きましょう。 子どもを大の字で寝かせ、大人の足の下に子どもの腕を入れるようにすると良いです。 覆って磨いても心の傷になったり歯磨き嫌いになりません。
3 終わったら抱っこしてほめる (上手にできなくても)
歯磨き=怒るにならないように、ニコニコしているけど毅然とした態度で接しましょう。 やったりやらなかったりすると、暴れたらやらなくていいんだと思ってしまうので、夜ごはんの後は歯磨きと毎日行って習慣づけする事が大切です。
1月のお知らせ 2024.01.10更新
こんにちは、親里小児矯正歯科です。
1月17日(水)診療を行います。
よろしくお願いいたします。
新年のご挨拶 2024.01.02更新
新年明けましておめでとうございます。
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年もスタッフ一同、皆様にご満足頂ける治療を心がける所存でございますので何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
パノラマレントゲン撮影 2023.12.21更新
歯科医院で必ず撮影するパノラマレントゲン
こんにちは、親里小児矯正歯科です
パノラマレントゲン撮影は、歯を含んだあごの骨全体を映します。 腫瘍、唾石、骨折などの診断をする場合に用いられます。 撮影は立位または座位で行い、撮影中は顔の周りを装置が 回転します。
パノラマレントゲンは、上は眼窩(目の周囲)から下は下顎オトガイ部(下顎)までの範囲を一度に撮影することができます。当然上顎の歯、下顎の歯も写ってきます。
パノラマレントゲンを撮影することによって以下のことがわかってきます。
1.むし歯の有無
2. 歯周病の程度
3. 親知らずの状態
4. 顎の骨の中にある病気の有無
5. 顎関節(顎の関節)の状態
6. 上顎洞(副鼻腔)の状態
7. 歯科の治療歴
8. 被せ物の状態
9. 過剰歯の存在
10. 子どもの場合過剰歯、欠損歯のチェック
上記のように、目視では見ることができず気づけないお口の内部の全体の状態もこちらでは確認することができるます。
同時に、過去の治療歴も一目で把握することが可能です。患者様がこれまでどのような病気を患い、どのような歯科治療を受けてきたのか、1枚の画像に集約されているのです。パノラマレントゲンは、定期的に撮影しておくことで有益な記録を残すことにつながります。
年末年始のお知らせです 2023.12.06更新
こんにちは、親里小児矯正歯科です。
当院の年末年始の休診のお知らせです。
12月29日~1月4日まで休診とさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
矯正治療と口臭 2023.11.22更新
「歯科矯正を開始してから口臭いのが気になるようになった」という場合は、以下のようなことが原因として考えらえれます。
ブラッシングが行き届いていない
・矯正装置による口腔内の炎症
・矯正装置の汚れ
・口腔内の乾燥
・唾液の自浄作用の低下
矯正中の口臭予防の対策は、
食後のブラッシングを徹底する
口臭予防の基本はブラッシング。矯正中も、食後のブラッシングを徹底するだけで、口臭がかなり改善するケースがあります。磨き残しを防ぐためには、磨く順番を決めておくのがおすすめです。
歯間ブラシやフロスを使用する
実は歯ブラシだけでは、歯の汚れの6割程度しか落とせないと言われています。歯の汚れをできる限り落とすためには、歯間ブラシやフロス、タフトブラシなどを併用するのがおすすめです。
洗口液を使用する
矯正中は、洗口液で口腔内の細菌の繁殖を防ぐのもおすすめです。特に就寝中は唾液の分泌量が減り、細菌が増殖しやすいため、寝る前に洗口液を使用するとよいでしょう。
いい歯の日(11月8日) 2023.11.01更新
いい歯の日(11月8日)
11月8日は、「いい歯」、「118」の語呂合わせで「いい歯の日」です。 「いい歯の日」は、日本歯科医師会が、「8020運動」の一環として、平成5年に設定しました。 「8020運動」は、生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるよう、80歳になっても20本以上自分の歯を保つことを目標にした運動です。 厚生労働省の調査によると、成人の約7割が歯周病にかかっているとされており、年齢が上がるにつれ、その割合は増加します。歯周病は、全身の健康に影響を与えることが明らかとなっており、歯が抜けたり、がん、糖尿病、認知症などの病気やオーラルフレイル・フレイルの原因になったりするとも言われています。「いい歯の日」をきっかけに、かかりつけ歯科医を持って定期的に受診し、ご家庭での口腔ケアを行うことで、健康な歯を維持しましょう。
8020達成者は、2人に1人以上で過去最高に!
8020達成者は年々増加しており、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、2017年に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査では、達成者が51.2%となりました。多くの方が80歳で20本以上の自分の歯を保っています。
歯が健康であるということの重要性はたくさんの人が気づき始めているようです。
歯が健康でも要注意!
今後は「オーラルフレイル」にも目を向けましょう。「フレイル」とは高齢になって心と体の働きが弱くなる軽度の衰弱、つまり健康と要介護の中間の状態をいいます。そしてしっかり噛めない、うまく飲み込めないなどの口の機能の衰えを「オーラルフレイル」と呼び、フレイルとも大きく関わっています。
歯が健康で、口腔機能が維持されているとこんなに良いことが!
①歯の本数が多いほど寿命が長い
②色々な食品の咀嚼が可能になり、なんでもおいしく食べることができる
③口腔機能が維持されていると、姿勢や歩行が安定する
④食べ物をしっかり噛むことで栄養吸収が促進される
⑤噛む回数が多いと唾液がたくさん出て、口の中を清潔に保つ
⑥脳が活性化されることで認知症の予防につながる
歯や口腔機能の健康が健康長寿につながると言われていますので、8020達成の次のステップとして、口腔機能の維持にも力をいれていきましょう。